福島県が放射性物質の「計算間違い」 実はセシウム25倍だった!
(J-CAST)
福島県が測定している放射性物質について、大幅な修正が発表された。日によっては、当初の発表と比べて、実に25倍以上の値になっている。その原因も、採取したサンプルを分析用の機械にかける際に、「割り算」を忘れるという、実にお粗末なものだった。
誤りが分かったのは、空中のチリから測定する「定時降下物」の調査。原発事故後、文科相は全都道府県で測定されたヨウ素131、セシウム134、セシウム137の値を毎日公表している。具体的には、容器に水をはって大気中のチリを受け止め、そのチリをゲルマニウム半導体核種分析装置と呼ばれる装置で分析する。
基準は下回っているが・・
文科省の9月2日の発表によると、文科省は8月29日、福島県から「測定結果に誤りがあった」との報告を受け、データの再検証を求めていた。間違いがあったのは6月6日から8月4日のデータで、他の期間に比べて数値が低めに出ていたため発覚したとみられる。
修正後のデータが、9月26日になって発表された。
その中には、修正後の値が大きく違っているものも少なくない。特に顕著なのが6月11日と7月19日だ。6月11日には1平方キロメートルあたり6.6メガベクレルだったセシウム134の量が、24.2倍の160メガベクレルに修正されている。セシウム137も、8.0メガベクレルが25倍の200メガベクレルに修正されている。
7月19日は、31メガベクレルだったセシウム134が19倍の590メガベクレル、39メガベクレルだったセシウム137が19.2倍の750メガベクレルに修正されている。
ただし、放射線管理区域のセシウムの基準値は1平方メートルあたり4万ベクレル(=1平方キロメートルあたり40ギガ(4万メガ)ベクレル)なので、基準は大幅に下回っている。
福島県の災害対策本部によれば、容器の中にたまった水の一部を採取して分析用の機械にかけたが、その時「回収率」を考慮しなかったため、低めの数字が出たという。つまり、放射性物質が大幅に「薄まった」形で分析にかけられたことになる。
数値が測定されて1~2か月が経ってから数値が大幅に修正された形で、測定のあり方をめぐって疑問の声も出そうだ。
[ 2011年9月27日20時00分 ]
正直、このままでは東電の逃げ切りだ。
日本人は、すっかり科学に弱くなっているし、数字に弱くなっている。
感覚も麻痺してきているから、50Bq、100Bqなんていっても、たいしたことがないように感じ始めてもいるようだ。
1Bqっていうのは、1秒間に1本から2本の放射線が出る(核種によって違う)ということなんだけど。
つまり、50Bqも汚染されているものを食えば、1時間で180000本の放射線、1日で4320000本、セシウムが100日で出ていったとしても432000000本の放射線を浴びることになります。
4億3200万本ですよ。
これが微量?
だからねぇ、現実的には無理だといわれようが、1Bqだろうと受け売れちゃダメなんだよ。
とくに子供。
大人が警戒の手を緩めちゃったら、子供は選べない。
大人が差し出したものを食うしかないんだよ。
社会が子供を守るために、1Bqでも受け入れないようにしなきゃダメだ。
自分は食っちゃっても、丹沢山麓辺りなら残りの人生に劇的に大きな影響は少ないのは分かっている。
でも、誰かが警笛を鳴らし続けないと、腐敗していくばかりでしょう。
東電は舐めてる。
計算して発表しているのは1人でやっている仕事なのか?
計算をした人間と、それを受け入れて発表した人間は、切腹しろ!
メガベクレルの単位で間違えるなんて、殺人行為に等しいくらいだ。
最近、「放射能なんか気にしない」っていう言葉をよく聞く。
自分の大切な人が、突然心臓が止まってしまったときに、東日本に住んでいたらそれは放射能と結び付けないか?
脳の血管が破裂したとき、癌が見つかったとき、白血病が見つかったとき、子宮の病気が見つかったとき、後悔しないか?
チェルノブイリの世界が当てはまるのなら、親よりも先に子供が死ぬ社会が間もなく来るんだぞ。
声を上げないと、そのうち声を上げることも出来なくなる。