福島第1原発:10万ベクレル超の焼却灰も埋め立てへ
環境省は25日、東京電力福島第1原発事故に伴い放射性物質に汚染されたがれきについて、これまで処理方法の決まっていなかった、放射性セシウム濃度が1キロ当たり10万ベクレルを超える焼却灰についても、放射性物質の流出を防止する措置を取れば、埋め立て処理を認める方針を固めた。
具体的な方法としては、1キロ当たり8000~10万ベクレルの処理と同様に、焼却灰をセメントで固めた上で、雨水の流入や地下水への流出を防ぐ措置が取られた施設であれば、埋め立てを認める。地下水への流出防止策などを施した「管理型最終処分場」などの現行施設の利用も検討しているという。
同省が16都県の産業廃棄物焼却施設約650施設のうち110施設で焼却灰の放射性セシウム濃度を調査した結果、福島県内の1施設で1キロ当たり14万4200ベクレルと10万ベクレルを超えた。【藤野基文】
毎日新聞 2011年9月25日 21時37分(最終更新 9月25日 22時44分)
>焼却灰をセメントで固めた上で、雨水の流入や地下水への流出を防ぐ措置が取られた施設であれば、埋め立てを認める
先日、日テレでやっていました。
焼却灰を固めてくれる所が無い。
雨水の流入や地下水への流出を防ぐ施設が無い。
そんな状態で、処理をして良いとの命令だけ出して地方自治体に丸投げするのはいかがなものだろう。
放射性廃棄物を埋めるんだよね。
コンクリの厚さとか強度とかの基準を設けたりしなくていいのか?
最終処分場なんて、たいていは川の上流にあるんだぞ!