米原発の核燃料容器10cm動く 東部地震で
【ワシントン共同】米東部で8月23日に発生したM5・8の地震で、バージニア州の震源から約20キロのノースアナ原発にある使用済み核燃料の保管容器25基が、最大で約10センチ移動していたことが1日分かった。放射性物質の漏れはなかった。同原発を運営する電力会社が、米メディアに明らかにした。
米原子力規制委員会(NRC)報道官はCNNテレビに対し、米国内の原発がこの規模の地震に見舞われたのは史上初めてで、保管容器が動いたのも初めてだと語った。
動いた保管容器は、いずれも円筒形で高さ約5メートル、重量約115トン。同原発には容器は計53基ある。
2011/09/02 11:02 【共同通信】
115トンのものが最大約10cm動くというのは相当なエネルギーだったのでしょう。
宮城の震度7レベルに近い揺れだったそうですが、大きな被害にならなくって良かったです。
しかし、アメリカでそのようなことが起こるということは…。