赤痢でガスト120店営業自粛
8月31日18時9分
大手外食チェーンの「すかいらーく」は、東北地方で細菌性赤痢を発症した人が、運営するレストラン「ガスト」で食事をしていたことが分かったとして、東北と北海道、それに北関東の一部にある「ガスト」とその系列店、合わせて120の店舗の営業を自粛したことを発表しました。
東北地方では、宮城県で2人の女性から赤痢菌が検出されるなど、これまでに東北地方の4つの県で合わせて15人が細菌性赤痢に感染したことが分かっています。これについて、「すかいらーく」によりますと、宮城、福島、青森、山形の4県で細菌性赤痢を発症した15人のうち14人が運営するレストラン「ガスト」の13店舗で食事をしていたという報告が各地の保健所などからあったということです。このため「すかいらーく」は安全を確認するため、31日から東北と北海道、それに北関東の一部にある「ガスト」と、その系列店「おはしカフェガスト」「ステーキガスト」の合わせて120店の営業を自粛しました。営業を自粛したのは、青森県で11店、岩手県で10店、宮城県で18店、秋田県で17店、山形県で13店、福島県で22店、北海道が23店、栃木県で6店となっています。この問題を受けて宮城県は、これらの店舗に食材を納入している宮城県大衡村にある「すかいらーく」の食品工場を31日から3日間、営業停止とする行政処分を決めました。「すかいらーく」は「処分を受けたことは重く受け止めており、感染された方には心からお詫びしたい。保健所などが行っている感染経路の調査に全面的に協力するとともに、従業員の衛生管理の徹底を図りたい」と話しています。宮城県は、この飲食店に食材を納入している宮城県大衡村にある「すかいらーく」の食品工場に対し、31日から3日間、営業停止とする行政処分を決めました。
厚生労働省によりますと、発熱や下痢を伴う細菌性赤痢の患者は、去年1年間に全国で232人、確認されています。このうち食品が原因となった食中毒は2人にとどまっています。厚生労働省は、各地の保健所を通じて情報を収集するとともに、感染の広がりを防ぐため食事の前などに手洗いを徹底するよう呼びかけています。細菌性赤痢は、下痢とともに全身の倦怠感や悪寒を伴う急激な発熱を引き起こします。アジア地域の栄養状態の悪い国では、子どもを中心に死亡することもありますが、国内では重症になるケースは少なく、数回の下痢や軽い発熱で済むことがほとんどです。赤痢菌はヒトの大腸で増え、食品や水などのほか、患者から排出され身の回りに付着したものによって感染を広げます。菌の数が10個から100個という少ない数でも感染することから、専門家は手洗いのほか、調理の際には食品をよく加熱するなど、ふだんから感染防止策を徹底することが重要だとしています。
今回の件は赤痢菌が出ているというのですから、赤痢なのでしょう。
たぶん。
広島・長崎での被爆のあとに、赤痢と似た症状がでていたのだそうです。
しかし、じつは後に「原爆症」だということが判明したそうです。
これから、腹痛一つにしても、放射能による影響を考えなければならない。
人間の臓器の中で、腸は新陳代謝が年をとっても早いそうで、つまりはガン化しやすいということです。
ガンまでいかなくっても、お腹を下すなどということは危険な兆候です。
たくさんの専門家が指摘をしていますが、今後、呼吸器官の病気も深刻になる可能性があります。
風邪やインフルエンザなどが引き金になって、肺炎に悪化する可能性も高くなるでしょう。
ここ数年、肺炎にはときどきご厄介になっているので、正直私も怖いです。
放射能が蔓延している社会というのは、人が簡単に病気になり、簡単に死ぬ社会です。
気をつけて生活をするしかありません。