首相「原発再稼働へ態勢作りに取り組む」
2011.9.2 17:36
野田佳彦首相は2日午後の記者会見で、中長期のエネルギー計画見直しに取り組むと強調。安全性を確保して、地元の理解を得てから、定期検査中の原発再稼働への態勢づくりにしっかり取り組むと述べた。
この電力が要らない時期にあるのに「原発再稼動」なんて不要。
就任するなり、原発を動かす気が満々なのが異常。
野田首相は、前内閣のときの有力閣僚であり、原発事故の責任もあるはず。
動かす前に、福島第1原子力発電所のある程度のめどをつけるべきでしょう。
国民が納得できる安全基準なり、震災対策なりが必要です。
もちろん、ストレステストもきっちりやる必要があるでしょう。
また、原発の有無についての国民投票も求めたい。
長期的に「脱原発依存」社会目指す…野田首相
野田首相は2日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所事故への対応に最優先で取り組む方針を示すとともに、外交面では「日米同盟重視」を打ち出し、菅政権の方針を基本的に継承する考えを表明した。
一方、円高やデフレ対策の必要性を指摘し、中小企業の資金繰り対策にも意欲を示した。
首相は会見の冒頭、東日本大震災からの復旧・復興と原発事故対応が「何よりも最優先だ」と繰り返した。菅内閣の震災と原発事故へのずさんな対応に与党内からも批判が強まり、政権運営が行き詰まったことを教訓に、これを「最優先課題」と位置づけ、全力を尽くす決意を示した。
原発周辺住民の早期帰宅に必要となる、放射性物質の除染を官邸主導で実施すると強調したのも、「政府の対応が遅い」との地元の不満に配慮したものだ。
定期検査で停止した全国の原発の再稼働についても、着実に進める方針を強調し、当面の電力不足に対する国民の不安払拭や経済の混乱の回避を図った。その一方、国民の原発不信を念頭に、長期的に「脱原発依存」の社会を目指す姿勢も強調した。
(2011年9月3日01時40分 読売新聞)
ついでにこちらも載せておきますが、今年の夏を見てもわかるとおり日本にはそんなに大量の原発は要らない。
長期的に脱原発をする意味はありません。