東日本大震災:保護者の要望に、郡山市「集団疎開、必要ない」 /福島
◇放射性物質子どもへ影響
放射性物質による子どもの健康への影響を心配し、郡山市の一部の保護者が市に「集団疎開」を求めている問題が30日の同市議会で取り上げられ、市は「現時点では疎開が必要とは考えていない」との立場を明確にした。
9月定例会一般質問で、駒崎ゆき子市議(郡山の未来をつくる会)が、市内の小中学生の公的疎開の可能性について質問。これに対し、木村孝雄教育長は「市内は国が示す警戒区域、緊急時避難準備区域に指定されておらず、市には一方的に疎開を行う権限はない。子どもたちが家を離れることは大きなストレスであり、疎開による生活不適応からくる子どもの心身の影響などの課題もあり、市主導の疎開は考えていない」と答弁した。
集団疎開を巡っては、同市立小中学校に通う児童・生徒14人の保護者が地裁郡山支部に仮処分を申請している。【太田穣】
毎日新聞 2011年10月1日 地方版
もう家族そろって逃げてしまったほうがいいよ。
権利とか、行政の責任とかもあると思うけど、健康に不安があるのにグズグズと居残っていても仕方ない。
福島や国は、福島を生き残らすためのイメージ戦略に子供たちを使っている。
そのイメージ戦略が、自分と家族・子供たちのためになると思うのなら居残るべきだし、ためにならないと思うのなら、行政のカネをあてにしても仕方ないと思う。