生鮮カツオ、漁獲日本一 気仙沼港が15年連続
東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の気仙沼港で、生鮮カツオの水揚げが15年連続で全国一になる見通しとなったことが29日、分かった。
漁業情報サービスセンター(東京)や県漁協によると、11月26日時点で、気仙沼港の生鮮カツオの水揚げは1万4160トンで、勝浦港(千葉県)の1万3233トンを上回った。10月末の段階では勝浦港が約千トン多かったが11月に逆転した。両港ともほぼ漁期を終えている。
気仙沼港は市場の地盤沈下や製氷工場の被災により水揚げ自体が危ぶまれたが、量を減らして6月に開始。懸念されたカツオの餌となるイワシの供給も地元漁師が休日返上で確保した。
2011/11/29 05:03 【共同通信】
おめでたい話に水を差す話ですが・・・。
港というのは、船と漁師と港があれば成立するものではありません。
記事にも少し触れられていますが、例えば製氷工場だったり、または加工工場だったり、運輸業などのバックアップが整ってはじめて機能するようです。
そのようなものを失っての日本一というのには、何か違和感を感じてなりません。
裏が取れていないのでハッキリは書きませんが、加工工場が無くても成立する状況が作れたということですね。