浴室は、内風呂が大きい湯船と小さい湯船。
隣りの廊下状の部分に釜風呂が2つ。
そして大きな露天風呂という構成です。
まずは内風呂の大きい湯船。
第1源泉と第4源泉が混ざっているそうです。
第1源泉はともかく濃度が濃いので、そのままでは温泉として利用しづらいということで、1:6のブレンドとなっているカフェオレ色の湯になっています。
結果として、食塩泉や二酸化炭素泉、鉄泉、炭酸泉などの良いブレンドができたと自慢をしていました。
確かに高張泉らしく、入っているときには分かりませんが出て少し経つと皮膚に張り付いている感覚が残ります。
内風呂の小さい湯船は第3源泉。
鉄の成分が多いようで、鉄分を抜いて使っているようです。
湯量も豊富なようです。
色はほぼ無色透明。
ここの湯はすべて飲泉できるのですが、若干の鉱物感がありますが一番口当りが良いです。
次は露天風呂。
こちらは第2源泉を使用。
青緑色をした湯で、ここの湯も少し皮膚に張り付く感が残ります。
もう少し眺望が良いと嬉しいのですが、住宅地に建てられているので仕方ないのでしょう。
最後は釜風呂。
これは第4源泉を使った冷泉となっています。
二酸化炭素泉なので肌がスッキリするかんじがしますが、長く入ると皮膚の弱いところが少しピリピリしてきます。
源泉かけ流しではなく、加温・消毒などもしているところは残念ですが、かなり源泉感があり、消毒臭くもありません。
そこらへんの自信の表れがどの湯も飲泉可能ということなのでしょう。
大人800円は高めですが、それに見合うだけの湯があります。
第1源泉
含二酸化炭素・鉄-ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉(高張性 中性 冷鉱泉)
ph6.5
第2源泉
ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性 中性 冷鉱泉)
ph6.0
第3源泉
メタケイ酸含有量による温泉法第2条1適合泉(低張性 中性 冷鉱泉)
ph6.4
第4源泉
含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉(高張性 弱酸性 冷鉱泉)
ph5.9