残された時間も少ないので、母に夜襲を掛けました。
出来るだけ冷静に、いま起こっていることと、私と妻の気持ちを整理して話をしたつもりです。
弟が、あれで限界、精一杯というのなら、母が病床に着いたときにも同じ事が起こること。
だからこそ、今の父に対して弟のしたことを見て欲しいこと。
気が利かないのは分かっているし、悪気があってのことかは考えても仕方ない。
父の言う弟のお見舞いの回数と、本人の申告も合っていないのだけれども、一歩譲って本人の申告通りだとしても、茶の1本、菓子の1つくらいは買えるだろう。
性格的に見ても、本当にただ病室に行っているだけで、父のことは見ていないのだろう。
病院から言われたことを、オウム返しに伝えているだけなのだろうこと。
また、母が実家に戻るのは私から言うことは無い。
しかし、父や近所の方にしてみれば、ある日突然に母は消えてしまっているわけで、それが父がもう家には帰れないから戻る。
しかも、父には酷いことを散々されたから死ぬまで会わないと言っているのは、今まで筋を通し、人との義理を大切にしてきて、人にもそう伝えてきた母と矛盾しないだろうかということ。
最後は、妻が母の情に訴えて、父と会うことに頷かせた。
妻には、感謝をいくらしても足りないくらいです。
良いことなのか、悪いことなのかは分からない。
ただ、父は父なりに気持ちの整理をつけて残りを過ごせるだろうし、母は母なりに父が居なくなった生活がし易いだろうと思う。
身内の死に面したとき、後で後悔すること無いように動くことしかない。
結局は、私たちが連れていくことになり、週末も神奈川になった。
久しぶりの清水PA。
開業当初の賑わいは無いのか、開いている店舗は1つだけ。
入れ替わりもいくつかあったようです。
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