自分の趣味だけに妻をつき合わせています。(笑)
もう一度きっちりとフォッサマグナを学びたかったので来てみました。
大人1人500円。
ミュージアムに対しての予備知識もなく来ているので、何が学べるのか楽しみです。
展示室は6つに分かれていて、第1展示室はヒスイについて。
相馬御風という方が居ないと、ヒスイの発見はかなり遅れていたのですね。
第2展示室はヒスイや火成岩について。
ここらへんで、ちょっと「ん?」っと思います。
第3展示室は日本列島の誕生について。
巨大スクリーンが見もので、2回も見てしまいました。
ただ、大掛かりな割には、中身はちょっと薄いかなぁ。
日本列島が大陸から分かれ、さらに本州部分が2つに分かれ、分かれた海のところが噴火をして糸魚川-静岡構造線から柏崎-千葉構造線の間を埋め尽くしたのは良かったですが、その埋め尽くす過程や関東山地の存在など、形成についてがあっさりしていたのが残念です。
第4展示室は、地震や火山について。
焼山のビデオと地震計が面白かったです。
第5展示室は化石。
キモいです。(笑)
第6展示室は鉱石。
疲れてきているので、これくらの軽さがよいのかもしれません。(笑)
ナウマン博士の紹介が軽くてちょっと残念でしたが、彼の使っていた道具の展示は見入ってしまいました。
ナイフとフォークの装飾などを見ると、どれだけ日本が好きだったのか分かります。
あと、展示室の外の待合に置いてある石琴も良かったです。
元々あったものを改良したら、スティックが折れやすくなってしまい改悪になってしまったと学芸員さんが嘆いていました。
どこをどう切り取って見せるのかが、博物館の見せ所だと思います。
確かに、石や化石というのはフォッサマグナの恩恵です。
でも、どうも枝葉にこだわりすぎてしまって、地球の躍動という大きなテーマが扱える博物館なのに、それを失ってしまっているようにも感じました。
でも、面白かったです。