高天ケ原にはリフトが3本掛かっていますが、動いているのはこの1本。
これがあれば十分に全エリアをカバーできますし、一の瀬ファミリーへの移動も可能です。
が、これじゃあ初心者・初級者は寄りつきませんね。
久しぶりに来ましたが、溝コブを掘りたい人たちがほとんどで、ときどき私たちのように一応滑りに来たという人たちがいるくらい。
とても日曜昼時という感じではありません。
策動協会のHPをチェックしながら滑って気がつきましたが、志賀はリフトに番号の名称を使っているゲレンデはそんなに多くないんですね。
クワッドに掛け替えられ、廃止され、リフトの数もずいぶんと減ってしまったように思います。
クワッドは、私たちには速くて嬉しいですし、ゲレンデにしてみれば効率が良いのかもしれません。
ただ、一の瀬ファミリーや高天ケ原のような上部の斜度がきつく、下部は緩いゲレンデでは、棲み分けが出来なくなって人が寄りつかなくなりますよね。
人の本性には収集癖があると思うので、高天ケ原に来たい人たちも少なくないと思うのですが、下部のリフトが止まってしまっては人も動けないので、ボーダーなどに解放しても人は動いてこないように感じました。
初心者・初級者やボーダーたちは、ゲレンデ関係者が思っている以上に急斜面も横移動も負担なんじゃ無いかと思います。
私は志賀高原は好きですが、これから先、廃れていくゲレンデなんだろうなぁと感じました。