すごい久しぶりのゆらりに来ました。
直前にHPを見たところ、なんと!砂蒸し風呂が無くなっていました。
砂蒸し風呂の回数券が残っていたので焦りましたが、入浴券として土日も使えるということでひと安心です。
館内リニューアルのために数日閉まっていたそうで、ぶつからなくて良かったです。
ゆらりは、オープンしてすぐから家族会員になって、夜中に仕事が終わると鳴沢に行き一泊し、朝イチからゆらりで砂蒸し風呂をして仕事に向かうということを月に数回していました。
考えてみれば、経営をしていた頃は慢性的にものすごい肩凝りを抱えていましたね。
砂蒸し風呂は身体の凝りを解すのと同時に、体内の毒も出してもらえるというのが売り。
まだデトックスなんて言葉の無かった頃から、通って毒だしをしてもらっていました。
砂蒸し風呂の古い担当者さんには「この人たちは砂蒸し風呂のプロだから」と従業員やお客さんにも紹介されるくらい。
若い従業員には顔を覚えさせるのと、お客さんたちには効能をアピールしたかったんだと思います。
友人を連れて行ったら、奥さんが砂蒸し風呂のあとに倒れたりと、いろいろと思い出は尽きません。
無くなってしまったというのは、とても残念です。
ということで、浴場に入って砂蒸し風呂の跡地に行ってみると、あかすりと炭酸浴になっていました。
砂蒸し風呂は別料金なので奥まったところに作られていたわけですが、そこに湯船を作ったところで分かりにくくなってしまうのは当たり前。
おかげで空いています。
ゆらりは風水を取り入れていることを売りとしていたときもあるのですが、改装や男女浴室の入れ替えをした時点で風水もなにも無くなってしまったも同然。
今回のリニューアルで、大好きだった洞窟風呂の天井に書かれていた、たぶんインドの神様と思われる絵も消されてしまいなんか残念。
香り風呂も、年季の入った木のお風呂が良かったのに、石造りに変えられています。
霊峰露天風呂に至っては、鯉のいた池もお風呂になっているのですが、古い形状を知っているものとしては、その不自然な場所は池と知っているだけに行く気になれません。(笑)
途中までは、大学生グループが集団で移動するのでなかなか満喫できずに炭酸浴に逃げていました。
居なくなって少しのあいだは良かったのですが、すぐに大陸の方が入ってきました。
時間が進むにつれて増えてきます。
そうかぁ、ここもそうなってしまったのかぁという気分です。
泉質は、カルシウム・ナトリウム・マグネシウム―硫酸塩・塩化物泉。
PHは7.87。
シャンプー類は完備。
浴室には新しく身体用の角質除去ジェルなども置いてあり、気になっているところをボロボロ落としてスッキリしました。