こういう写真を撮ると、スマホのカメラの限界を感じますね。
やっぱり、高級なカメラの方が奥行きは深みが出るのだろうと思います。
でも、大きなカメラを抱えて、シャッターチャンスを狙うためにシャカリキになるのは性分じゃないので、この程度を限界としておいた方が良いのでしょう。
ほぼ真正面で写せましたが、完全な真正面にはたくさんの人が集まって殺気立っています。
警備員さんも「譲り合うように」「身を乗り出さないように」「三脚等を使わないように」などとハンドマイクで喋りっぱなしで、この写真とはほど遠い現場でした。(笑)
正面の阿弥陀如来さまがいらっしゃる場所を中堂と呼び、左右に伸びている部分を北翼廊・南翼廊と呼びます。
途中でL字型に東に延びている様や、尾廊という中堂から西に延びる部分を合わせて特徴のある作りとなっています。
分かりにくいですが、南北翼廊は二階建てで、L字部分の上に隅楼が設けられています。
見れば見るほど、この実用性のない美しさは、ある意味で豊かな時代だったんだろうなぁと思います。