今回、久しぶりに真面目にレポを書きましたが、書き切れなかったことをいくつか。
抽選券の配布待ちをしているときに、周りには地元の下請けの方が多かったようでいろいろな話も聞けました。
その中でちょっと怖かったなぁと思うのが、ゴンドラは試験運転を繰り返しているそうですが、たくさんのお客さんを乗せての運行はぶっつけ本番なのだそうです。
脚色もあるのでしょうが、地元には今日明日の招待券をばらまいたのはテスト運行で、それを確かめて外国人ツアー客を受け入れるのだと語っていました。
また、トップが韓国人なので商習慣が違い、下請けを引き受けると押しが強くて他の仕事が差し障るとも。
当初は鏡割りを行う予定だったものの、それは韓国には無い習慣だからとドタキャンがあったなどなど。
地元民にはあまり歓迎をされていない印象を受けました。
ホテルとゲレンデのトップが韓国人であることは、習慣の違いとして今後はどうなっていくのだろうと思います。
先に書いた、ホテルとゲレンデとの関連性やイベントの際のドタバタは今後改善されるご愛敬と思いたい。
ただ、当日にシーズン券の有効期限が3月31日までと発表されたのは、会場の不満とも取れるどよめきが広がりました。
これは小さなことなのかもしれませんが、HPを見ても知りたいことがかなり分からないことも含めて、知らせることができないのか不親切なのか。
コースの斜度などの記載が無いことなども含めて、徐々に不信感が高くなっていくように感じます。
どうも途中から薄々と感じてきたのですが、ここの運営者はスキー・スノーボードのことを知らないのだと思う。
膳棚リフトで出会った顔馴染みの方のように、いろいろなところから携わってきた人たちを集めてきてはいるものの、その声は少なくとも反映されていないのではないだろうか。
いろいろなところで時間が経つにつれて「日本人は相手にされていないから…」「地元は相手にされていないから…」という声を多く耳にするようになりましたが、そうではなく「知らないから想像できない。想像できないからニーズに答えられない。」のだろうと思います。
確かにホテルには高級感があります。
が、ゲレンデの施設はチープです。
4000円のフカヒレラーメンやステーキ丼を買うと、呼び出しベルを持たされて、鳴ったら自ら取りに行く。
想像するだけで情けない。
ARAIも確かに当時にしてはリフト料金も高め、レストランも高めでした。
しかし、アライビールをメインに押し出して、さまざまな食事を展開していたことを思い出すと、お金を出したいと思わせるものがありました。
スペアリブを食べながらのアライビールは、ゲレンデではお酒を飲まない主義の私でも手を出してしまうほどでした。
お客へのサービスも高めなので、お金も出せると思う。
LOTTEアライリゾートの価格設定は、先にも書きましたがトップがスキー・スノーボードを理解していないから、顧客が満足できるサービスが創造できない。
高級とは、客が感じて初めて成り立つものでしょ。
運営側が自分勝手に押しつけているようにしか感じませんでした。
ただ、ゲレンデがオープンしたことは嬉しいことです。
GWまで滑ることができるゲレンデが帰ってきたわけですからね。
ゲレンデには大きく手を加えているわけではありませんので、初中級者には厳しいゲレンデのままです。
ちょっと上手なボードのお兄ちゃんが、膳棚リフトを降りたところのコース脇で立ったままにランチパックを食べていましたが、これもアライ。
楽しいゲレンデがあって、リフトが動いていて、できれば安く滑れれば嬉しいものです。
幸いに、3000円で滑ることができるチケットが手に入りましたから、今シーズンは満喫しようと思います。
いつ、また滑ることができなくなるか分かりませんからね。