この歌は、菅原道真公が太宰府に配流されるときに詠んだものだそうです。
意訳すると「海よりもさらに深い水をたたえる水底にも清ければ月が照らすように、わたしの清い心にもいつか無実の罪が晴れ、光が照らしてくれるだろう。」ということだそうです。
代表的な歌の1つなのですが、掲げられているのは初めて見ました。
結局は配流先の太宰府で人生を終えるわけですから、生きているうちは歌の通りにはならなかったかもしれません。
しかし、そういう悲劇があったからこそ、広く深く今の時代にも知られることになったのでしょうから複雑です。