午前中のピークを過ぎているので、ほとんど待ち時間はありません。
祇園祭によって溜めに溜めまくったエネルギーを放出してくれるようで、参拝するとスッキリして身体も軽くなります。
御祭神は「蘇民将来」さま。
日本書紀や古事記にも出てこない、日本の神様の中でもちょっと不思議な神様です。
言い伝えによると、ある神様が宿を求めたところ、裕福な巨旦将来は断り、貧しい蘇民将来はもてなしたそうです。
その神様は、茅の輪に「蘇民将来之子孫也」と書いて貼っておけば厄が避けられて幸せになれると伝え、また自分は素戔嗚尊だと告げるそうです。
粽にも「蘇民将来之子孫也」と書かれているのは、そのようなことからとのこと。
参拝を済ませたら、突然茅の輪が外され始めました。
時計を見ると2時。
前はもう少し長く置いてあったと思うのですが、あっという間に外されて驚きました。
あと5分遅かったらくぐれなかったかもしれないと思うと良かったです。