ちょっと面倒くさい距離にあるのが保昌山です。
位置的には、長刀鉾よりも東にあります。
役行者山の古地図によると、昔から少し遠くに離れた所にあったようです。
例年、女性の方がたくさん訪れているのですが、3連休の中日の日曜日だというのにかなり少ない感じです。
平井保昌が紫宸殿の紅梅を折って和泉式部に持っていくという恋物語がモチーフになっています。
この山も懸装品は会所の中ですが、ここの山の統一感は1つの見所です。
前懸は「蘇武牧羊図」、右胴掛は「張騫(ちょうけん)虎図」、左胴掛は「巨霊人白鳳図」。
そして、見送りは「福禄寿星図」。
どれも復元新調されていて原色の美しさを見ることができます。