私は基本的には面倒くさがりなので写真はすべてスマホです。
1枚目の写真は自分の中ではかなり上出来な写真だと思います。
目の前を通過して南に下っていきます。
先ほどの日和神楽は、翌日の山鉾巡行の好天を願って行われるそうです。
そしてこのあばれ観音は、当日の山鉾巡行の安全を願って行われるのではないかと言われているそうです。
あばれ観音が行われる定説は無いそうですが、北観音山の楊柳観音さまへ対しての南観音山の楊柳観音さまの恋心が巡行当日に荒ぶることがないように、前日に荒ぶらせるのではないかとのこと。
11時30分近くに動きがありました。
会所から布に包まれた観音さまが担がれて走り出し、まずは町内の一番北で神輿を放り上げます。
次いで、山の北側の手前、町内の一番南で同じように神輿を揺らし、楊柳観音さまを鎮めます。
それを3往復。
山の周辺はかなり狭くなっているのでかなりスピード感があり、かなり危険です。
妻は気がついていたようですが、初めてあばれ観音に参加したときに私たちにいろいろ教えてくれたおばさんがリーダーのように「ワッショイ!ワッショイ!」とタイミングを教えてくれるので、その声に合わせて皆で掛け声をあげて一体感が高まります。
リズム的には「ワッショイ!」・1・2・「ワッショイ!」という感じですね。
場所によってはそんなに暴れている感じがなく、目の前を神輿が通り過ぎるだけに見えるかもしれませんが、毎年見ていると担ぎ手たちの力量が問われ、大きく暴れる年もあれば、走るスピードが遅く、あまり躍動感が少ない年もあります。
今年はなかなか頑張っていたと思います。