洛南のジャスコで見つけました。ビクの中に2引目のタイの尻尾が出ています。見つけたときは血が逆流したようでした。
清水寺には、上のかき氷を食べに来たようなものかも知れません。(笑)「はんなり氷」といいます。氷もフワフワとして口当たりがよいのですが、その上に黒蜜。時間がギリギリで最後だったので、氷をかいては蜜をかけ、また氷をかいては蜜をかけと、たいへん丁寧に作って下さいました。仕上げは上にきな粉!これが意外と美味しいのです。参拝は6時までなので、参道を土産の散策。清水寺の参道はいろいろ揃っていてかなり便利なのです。駐車場が定額なので落ち着いて見ることも出来ます。生八ッ橋や漬け物を購入して、清水寺へ。来月も来る予定なので、軽くいくつかをまわって、最後は音羽の滝のお水を頂いたところで小雨が降り始めたので撤収。
言わずと知れた、お酒の神様です。たいへん開放感があります。境内の中を3本の川が流れ、奥の霊泉「亀の井」が有名です。しかし、開放感があるのはここまでで、亀の井の横の橋を渡って入る「霊亀の滝」は私は入れるときと入れないときがあります。願い事をしっかりと定めてからではないと入ってはいけないように思っています。
洛西に車を走らせ、鈴虫寺へ。前日に予定が大きく狂ってしまったのでマキでまわっています。(笑)
神社・仏閣をまわるのが好きですが、特定の宗教を信仰しているわけではありません。有神論者の無宗教者です。日本人らしく、八百万の神様を信仰していると言えばよいでしょうか。本業は人の想いを抱え込む仕事なので、心の澱をリセットして、気持ちのニュートラルを保つには、神社仏閣で驚いたり、ボーとしたりするのです。いろいろな神社の中で、参拝に緊張を感じるところの一つに北野天満宮があります。自分の良いところも悪いところも見透かされているような気がするのです。これは私の想いだけの問題で、神社自体はおおらかな庶民の散歩コースだったりします。大好きな故に、京都に来たときには一度は参拝しないと落ち着きません。(笑)
晴明神社さんは、こんなにきれいになる前から立ち寄らせて頂いてます。小説、マンガ、映画の影響でどんどん立派になって驚いています。境内には桔梗が咲き誇るシーズンです。
少しずつ少しずつ鉾が傾いて来たと思ったら、徐々に倒れる速度が上がり轟音。一瞬のうちに真木は地面に叩きつけられてました。居合わせた全ての人の時間が止まってました。「えらいこっちゃ」町衆の顔役の方とスタッフの長らしき方が御神体の菊慈童さんに駆け寄って皆の時間が動きました。顔役の方は悲しそうに御神体の上にハンカチを広げ、周りから隠すように被せた光景を見て、私にもことの重大さが分かりました。先程まで太陽の光に輝いていた菊の鉾頭の半分は潰れ、青地に金の菊水の額も、倒した鉾柱を支えるために置いておいた馬にちょうどぶつかってしまい壊れています。よく見ると、肝心の真木も割れています。
プロというのは流石で、一度身体を動かし始めると粛々とやるべきことを片付けています。しかし、気が付くと、周りにいた人たちもほとんど居なくなってしまったのが物悲しい…。本当なら真木に飾られた榊を分けたりもしたのでしょう。滅多に起こることのない事故なのでしょう。しかし、考えようによっては、悪い厄は鉾が持っていってくれたのです。菊水鉾の粽は毎年飾らせて頂いてますが、今年も飾ります。
スタッフはここまでで一休み。むうっとした暑さは湿度も高く、ただ立っているだけでも汗が吹き出て滴り落ちるほど。スタッフも、シャツの上に羽織った半纏までもが重たそうに濡れています。これからの重要な作業の前に気を引き締める必要もあるのでしょう。
スタッフがスクッと立ち上がって集まると、意外と呆気なく鉾が傾き始めました。
解体するのに何やら組み立て始めました。鉾の横に長い角材を2本と筋交い。角材の先端にも仕掛けを施した角材。菊水のマークがついていることから、一見廃材にも見えますが、鉾立て・鉾倒しに必ず使うものなのでしょう。重要な作業らしく、取っておいた荒縄を丁寧に幾重にも巻き付け、金槌で叩いて締め上げています。次に、鉾柱に結ばれた綱を新たに作った張り出しの先端につけられた綱の間を通し、ワイヤージャッキのワイヤーに結びつけます。
ここまで来ると、作業の意味が分かりました。大通り側と奥の2基のワイヤージャッキで徐々に倒していくと思われます。張り出させた横木を通すことによって、支える側(大通り)の引きを最後までシッカリ効かすのでしょう。長年の間に培われた技術はすごいものです。
最初の作業は鉾の巡行にも重要な横木を外すこと。昨晩は雨が降ったので、荒縄を外すのは時間が掛かっています。巻いてある荒縄は、上下で切って関係者に配られるよう。同時に、地面の穴に角材を指し、それに横木を渡し、鉾の脚を固定。
何本かの荒縄は丁寧に外され、キープ。外した横木は、そのままワイヤージャッキ?の重しにしています。一輪車を上手く使って移動させてますが、スタッフ10人くらいでは持ち上げることは無理な重さのよう。よく考えられているものです。
昨日は、前日に引き続き、菊水鉾の解体作業を見に行きました。京都の町の凄いところは、祭り用にいろいろと仕掛けがあることです。山や鉾を建てたり解体するための基礎石は知っていましたが、他にもこんなところに穴があるとは…。
山鉾の設置されるところは決まっていて、写真のような石が埋め込まれてます。
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