武尊牧場で、女性の方が亡くなってしまいました。
ご冥福をお祈りします。
私も妻も先々シーズンからメットをかぶっています。
かぶりだした理由は、友人の事故からです。
ゲレンデで事故を起こし、頸椎骨折。
驚いてしまうのが、そんな状態で本人は苦しんでいるのに、そんなに大差はないし予定が一杯だからと手術が数日後だったこと。
知らせを聞いて、数時間かけて駆けつけたわけですが、本当に苦しそうでした。
麻酔で首は痛くないようなのですが、首から下はまったく動かない状態で、痺れて痛いのだそうです。
イメージとして、搬送されてすでに下半身は動かないわけですから、すぐに手術室に運ばれて緊急手術なのかと思っていただけに放置(ではないんでしょうけど)というのはビックリです。
さらに驚いたのが、手術のあと。
頭蓋骨の横に穴をあけ、ボルトで固定して首を動かさないようにされている。
これはまあ、仕方ないことなのでしょう。
でも、頭蓋骨に開いた穴は戻らないのだそうです。
しかも、手術前は話すことはできていたのに、万が一に備えてという理由で首に穴をあけて、そこからの人工呼吸になってしまい、会話は不可能に。
これも、あとで塞いで普通に会話ができるようになったのですが、首には黒々と穴のあいた跡が残っています。
もちろん、動けませんからオシメを着用ですし…、リハビリを経てある程度普通に動けるまでのあいだは、人であって人ではない扱いなのだと思いました。
入院中の姿は、結構ショックでした。
ゲレンデに行っても、しばらくは腰が引けてしまってセンターに乗れない。
乗れないからかえって危ないのですが、2人ともビビリが先行してしまいました。
GWまでには何とか修正できたのですが、シーズン終了してすぐに購入の予約を入れました。
最初は違和感がありましたが、かぶってゲレンデに出てみると思ったよりも軽く動きやすい。
なによりも、2人とも飛ばし屋なので転けると半端じゃない転び方をしてしまうのですが、ヘルメットのおかげで助かったということは何度もあります。
余計なお世話とは思いますが、スピードを出される方、パークで遊んでいる方、子供やお年を召されてきている方などは、一度ヘルメットを着用することをお勧めします。
最近では、ヘルメットのレンタルなどもおこなうゲレンデも増えてきていますので、それを利用してみるのも良いのではないでしょうか。
せっかく楽しみにいっているのに、大きな事故を起こしてしまうというのは本人も周りも悲しいことです。
約25000円出して買ったヘルメットですが、すでに軽く100日以上使用しています。
日割りしてみれば1日250円以下。
それで何度も軽い事故で済んでいるのですから安いものです。
身体を張ったスポーツですからこそ、装備で防げることもあると思います。
楽しく遊び続けるために、ヘルメットを試してみてください。