m帰ってきてから、板との格闘を続けています。
8日間も滑り続け、リフトの数だけでも200本は乗ってますから、毎日できる範囲でのメンテをし続けたものの、やはりガタガタです。
作業は3つに分かれます。
①滑走面の手入れ、②エッジ調整、③ワックス入れ
ともかく、散々楽しんだ代償なので仕方ないのですが、我が愛機はたいへん悲しい状況になっています。
とりあえず、今日は①滑走面の手入れについて。
面倒くさかったら、ショップに持っていってストーンをかけてもらうのが一番良いに決まっています。
でも、今週末も滑るので、できる範囲でワックスの入りやすい状況にしようと思います。
滑れば滑るほど滑走面の酸化は進み、ワックスが入りづらく荒れた滑走面に代わってしまっています。
最終兵器としては、サンドペーパーという方法もあります。
これをやると驚くほどワックスが入りやすい状況になるのですが、いまだにちょっと怖い。
その前段階でなんとかしようと、メタルスクレーパー、カッパーブラシ、ファイバーテックスなどで、滑走面の薄皮を剥ぐつもりで磨き上げます。
とりあえず、最初はメタルスクレーパー。
ビックリというか、ガッカリというくらいケバが取れます。
あまり強くやると滑走面が削れてしまうので、軽いチカラで作業をするのがポイントです。
この時期になると、石などを踏んで滑走面が盛り上がったりするところも出てくるので、力を抜いて少しずつ削っていきます。
細かな傷は、所詮板は消耗品と思っていますから、基本的には放置。
メタルスクレーパーは、やりすぎてしまうと滑走面を削ってしまい、ストラクチャーが浅くなってしまうので、私は全面に掛けるのは2・3回をメドとしています。
次いで、カッパーブラシ。
これは、ストラクチャー内に残った汚れを落とすのにも役立ちます。
今回は、比較的きれいな斜面で滑ることができましたが、唯一オニコウベだけが、リフト乗り場のところがガッカリするほど杉の葉や枝が放置されていて、その上を滑ってリフトに乗るために大きくダメージを受けました。
あとでクリーニングワックスも掛けますが、杉の葉の樹脂もある程度はブラシで落ちます。
そして次は、ファイバーテックス。
カッパーブラシのあとの滑走面を均します。
SWIXからは専用のホルダー(1500円)なども出ていますが、角材などに巻き付けて使用すると大差なく具合が良いです。
転戦中は、ブラシの裏にに巻き付けて使ったりもしています。
そして最後は、1・2回程度メタルスクレーパーをもう一度。
私の基本はこんな感じですが、板の状況を見て戻ったり、飛ばしたり、あいだにエッジをいじったりしながらやってます。
ちなみに「薄皮を剥く感覚」と書きましたが、対して剥けません。(汗)
時間をかけても、ショップのストーン仕上げやサンドペーパーで削ったものとは比べものにならないほど劇的にワックスが入るようになるわけではありません。
最初に書きましたが、ワックスは自己満足の世界なので、気休め程度ということで…。(苦笑)