相談者の方とは直接カスタムでお会いできて、いろいろお話しができて良かったです。
書きかけなので、エッジのことについても書いておきます。
ホットワックスをし始めると、たぶんエッジのことが気になってくると思います。
石を踏んだりしたエッジは、場合によってはホットワックスの際に引っかかってワクシングペーパーを破いてしまったりします。
ビギナーは、安くて簡単なエッジシャープナーを購入することをお勧めします。
エッジには「ベースエッジ」と「サイドエッジ」があります。
片一方だけ研いでも意味がありません。
包丁やナイフを研いでみれば分かりますが、片側ばかりを研ぐと「バリ」が出てしまい、かえって切れ味が悪くなるのです。
使ったことはありませんが、連戦用にSWIXの「2×2エッジシャープナー」のカービングキットを買ってみようかと思っています。
とりあえず、ベースエッジは1度、サイドエッジは88度を目安にすれば良いでしょう。
また、90度の設定が出来るものでしたら、スクレーパーの目立てにも使えるので便利です。
ただし、そのような安価なものを買ったのは10年くらい前になってしまいますが、その頃の商品はファイルが脆く、少し使うと切れ味が落ちていくものが多かったです。
道具を揃えるのも楽しみの一つなので、慣れてきたら徐々に品質の良いものを揃えていったら良いと思います。
エッジの調整が終わったら、かなり金属片が飛ぶと思います。
また、滑走面に細かな傷が付くのも気になるかもしれません。
金属片を取り除くためにも、傷を均すためにも、クリーニングワックスをしましょう。
私の場合、帰ったら①エッジ ②クリーニングワックス ③ベースワックスという順番で手入れをしています。
最後になりますが、エッジを調整するには、やっぱり作業台が欲しくなりますね。
それはまた後日。