年に数日の千日詣り最終日です。
さらに、ラスト3日は夜間参拝ができます。
千日詣りとは、その日にお詣りすると千日お詣りしたことになるという、素晴らしい日です。
さらに、14・15・16日は、夜に33体の仏像が納められる内々陣に入ることができ、近くでお詣りが出来る良いことづくめの日なのです。
去年とは受付方法を変えたようで、今年は入口。
夕暮れの中、ライトアップされる仁王門や塔の朱が闇に映えます。
上がっていくと、随求堂の胎内巡りを久しぶりにやってみました。
後ろの兄ちゃんが、お化け屋敷の話をし続けたり、携帯電話をパコパコしたりと最悪でしたが、闇の中の闇は一段と深かったです。
今日は五山送り火もあるためか、塔やお堂の戸もほとんど全て開いていて、普段は直接参拝出来ないところにも参拝出来ます。
一つ一つにお詣りして、いよいよ本殿の内々陣。
五山送り火のためか、例年より空いていますが、入るとブワッと汗が吹き出ます。
本尊と脇持は閉じてますが、他のところ狭しと並べられた異形の仏様たちは、わずかな光に照らされて、何度見ても息を飲みます。
急に人が空いたので、どうやら五山送り火が始まったよう。
入り口の方に戻ると、山門の辺りから、点火が始まった左大文字が浮かび上がります。
見れませんでしたが、舟形も見えたそうです。
少し時間をおいて、鳥居。
距離が遠く嵐山なので、少し小さめ。
舟形を見たいと、仁王門に向かっていくと、鐘突堂に列ができています。
鐘を突かせて頂けるということで、並ぶと、人数が決まっていたようでラッキーでした。
奥の院、音羽の滝をまわって終了しました。