帰ろうと思ったら、圓流院の看板を見つけました。
すでに暗く、入り口には午後4時までの文字。
1時間オーバーです。
駄目元で近寄って行くと、中から人が出てきて、住職さんの計らいで特別に見せてくれるとのこと。
中の電気がパパッと点けられ、他の神社とは少し違う空間が広がります。
少し偉いと思われる方が色々と説明して下さり、分かりやすかったです。
とりあえず、天井画は110枚有りますが、水木しげる先生が描いたのは108枚。
真ん中の列の両端は、別の方が極楽浄土を描いています。
また、ど真ん中には、圓流院オリジナルの大山の妖怪「カラス天狗」が飾られています。
その他、鬼太郎シリーズでお馴染みの妖怪たちもいるので、探すのも楽しいと思います。
本尊横にカラス天狗の原画が飾られているのですが、これだけが写真NG。
他はすべて写真OKというのも太っ腹!
本尊について触れますと、阿弥陀如来さまも補修がされてきれいになっています。
段が一段高くなっていますが、青い光は水の上をイメージしているそうです。
また、解体した圓流院の木材を一部で使ったりもしています。
「お寺」というイメージからは少し外れているかも知れませんが、これも支院だからできることと言えるでしょう。