ナノワックスに質問が来ていましたが、長い間放置してましてすいません。
塗るだけで普通のワックスより浸透しやすい。
かなり魅力的でした。
作業は本当に簡単です。
Cのクリーナーで滑走面を拭き、Gのベースワックスを塗る。
Gは何度か塗った方が保ちがよいです。
そして雪の状態によって、AsかAs-WETを選択して塗り、ナイロンブラシで擦るだけ。
ちなみに、高いのでPROシリーズは使ったことがないので分かりません。(笑)
私が使うのを止めたのは次の3点。
1.入手が困難
地方に行くと探すのがたいへん。
さらに、ナノワックスの上からワックスを塗っても乗らなくてダメなので、切れたら最後。
実際、連戦中に切らしてしまい、困ったときもあります。
2.AsとAs-WETの守備範囲がシビア
3月の東北遠征のときに雫石が思ったよりも気温が上がってしまいました。
前日にAsを塗ったのですが、全然ダメ。
ナノワックスは、上にノットワックスは受けつけるので、何とかそれで凌ぎましたけど、微妙な雪の状態のときの対応幅が狭いように思います。
3.ケバを寝かすことが出来ない
ナノワックスの説明書をみると、ワックスを塗った上にナノワックスを塗ることが出来ると書いてありました。
なんでそんなことをと思ったのですが、おそらくナノワックスでは滑走面を均すことがほとんど出来ないので書いてあったのでしょう。
実際、滑走面にナノのみよりも、滑走面にパラ+ナノの方が滑走感が上がります。
しかし、結局TOKO青まで入れてナノを塗っているのなら、ノットの方が手軽なわけで…。(笑)
そんなわけで、2シーズンほど熱心にいろいろと試してみましたが、年間40日強を滑走する私には不向きということであきらめました。
馬鹿みたいに10日連続で滑る人には無理という話なだけです。(笑)
年間に10日弱くらいなら滑走面もそんなにケバ立たないと思いますので、有効だと思います。
作業は簡単ですし、携帯も便利。
滑走ワックスとナイロンブラシを持っていれば済みます。
年に1・2回くらいしか黄砂まみれの雪を滑らないのだったら、ナノは簡単に滑走感を回復してくれるので、そういう点でも良いワックスだと思います。
ただし、きっちり剥がさないとパラは受けつけづらくなります。(専用リムーバーで剥がせば関係ないですが…)
私はもうあきらめてしまいましたが、まだまだ可能性のあるワックスだと思います。
一部改
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