全身びしょ濡れなので、近場と思い、那智天然温泉に来ました。
…微妙な雰囲気です。
全く温泉施設らしくない、としか言いようがありません。
入口は幼稚園の門みたいだし。
とりあえず、受付に座るおじちゃんに言って妻が中を見せてもらいましたが、その説明を聞いてもチンプンカンプン。(笑)
しかし、長年の勘が湯の良さを感じているので、入って見ることにしました。
脱衣場は、前時代的な木造プレハブ。
しかし、手入れは行き届いているので根本がボロいのはともかくきれいです。
スノコを渡って中に入ると、これは今までに経験したことの無いタイプ。
強いて言えば、北海道でハンドメイドな温泉に入ったことがありますが、より強力なハンドメイド風。
なんたって、屋根がビニルハウスとしか思えない。
湯船は見ての通りの2重形状。
内側の小さな湯船は沸かし湯。
外側の大きな湯船は源泉掛け流し、加水・加温・循環消毒なし。
内と外が適度にブレンドされて、どちらの湯船もいい感じの湯加減です。
源泉がややぬるめなので、3ヵ所あるカランは一本で源泉が出るだけ。(喜)
入ったとたんにいい湯とわかる感触に痺れます。
次いで露天風呂。 混浴です。
かなりでかく、30人くらいは余裕でしょう。
しかし、敷居もなく横にはプール!(爆)
不思議な構造です。
湯量も豊富なようで、運営者のやる気一つで、熊野那智帰りのお客さんをかなりゲットできるでしょうに、かなりハードルが高い地元民専用温泉と化しています。
日本には、まだまだいろんな温泉があるものですね。
泉質は、アルカリ性単純温泉。 PH9.2。
源泉の温度は36度。
大人300円ですから、シャンプー類やドライヤーはもちろん無し。
シャワーは1つ。
ロッカーは基本的に鍵はありませんが、必要なときは受付から借りるシステム。(伝わるかな)
ともかく、あっという間に肌が水を弾くようになります。
最近のコメント