オーストリアの行政機関より、このようなアニメーションが公開されています。
【オーストリア気象地球力学中央研究所 3月26日放射能拡散シミュレーション】
【オーストリア気象力学中央研究所】
福島第1原子力発電所から漏れている放射能物質の予測です。
もっとも、日本政府や東電が正確な情報を出しているとも思えませんので、架空の数値での予測であろうと思った方がよいと思います。
それにしても、今回の原子力発電所事故は、私たちがチェルノブイリ原発事故やスリーマイル原発事故を客観的に見ていたように、外国からの視点の方が正しいのではないのかと思うときもあります。
実は、このようなシステムは日本にもあるんです。
緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)といいます。
ばく大な予算をかけて作られたものです。
【緊急時迅速放射能予測システムの試算について】
記事を書いている途中に、公開されました・・・。
これが毎年何億もかけて作られたもの?
ショボ!!
しかもヨウ素だけ?
先述しましたが、ヨウ素は32日で影響はなくなります。
大事なものは、セシウム・ストロンチウム・プルトニウムなんですが。
待ちに待っていた情報の公開なので期待をしていたのですが、腹立たしさしか浮かびません。
やっぱりヤバいものは隠すんだね。
少なくとも、飯舘村が高濃度の理由は、これではあり得ないことになってしまいます。
しかし、これにグーグルの航空写真や天気予報の風向きなどを合わせて考えれば、避難地域内外の安全なところと危険なところがもう少し判断しやすくはなりました。
追加
ドイツの放射能予報(ドイツ語分からん…)
【ドイツの放射能予報】