【原発】ヨウ素131 ほぼ全国的に検出されず
福島第一原発の事故によって各地に広がった放射性物質のうち、雨やちりなどに含まれるヨウ素131が、ほぼ全国的に検出されなくなりました。
文部科学省が集めた全都道府県の調査では、計測器が復旧していない宮城県と測定中の福島県、栃木県を除き、15日から16日にかけて降った雨やちりのなかからはヨウ素131が検出されませんでした。
ヨウ素131は一時、茨城県ひたちなか市で1キロ四方あたり9万3000ベクレルという高い値を検出したほか、東北、関東地方をはじめ、島根、岡山、佐賀、宮崎の各県でも検出されました。
一方、空気中の放射線量も福島県、宮城県と関東の一部を除けば、ほとんどの地域で過去の平常時の範囲内まで下がってきました。
一つ嬉しい知らせです。
1〜4号機の状態は油断なりませんし、放射性セシウムら他の核種の問題もありますが、半減期を越えて弱まったのと、大量の拡散が無いという証拠になります。
あとは、炉がもつことを祈りましょう!