Japan earthquake and tsunami
Situation Report No. 25
06 April 2011
As of 14:30 hrs Manila Time
これは、日本政府がWHOに提出したレポートです。(注:PDFファイル)
ここのP19を見てみて下さい。
他の方のブログの転載ですが、要約するとこういうことです。
検査した食品の中から暫定基準値オーバーの食品が見つかった割合
(厚労省調べ:WHO発表)
茨城県 23%(181件中42件)
福島県 19%(375件中72件)
栃木県 19%(58件中11件)
千葉県 16%(67件中11件)
東京都 6%(18件中1件)
群馬県 3%(90件中3件)
【日本の暫定基準値(Bq/kg)】
・放射性ヨウ素
飲料水・牛乳・乳製品 = 300
魚介類・野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000
・放射性セシウム
飲料水・牛乳・乳製品 = 200
野菜類・穀類 ・肉・卵・魚・その他 = 500
宮城県の検体の数が少ないので宮城は保留として、意外と茨城・千葉の作物の汚染が進んでいることが見て取れます。
また、福島の食品についてはとくに市町村別に考えた方がよいと思われますが、こんなデータもあります。
【食品中の放射性物質の検査について(第27報) |報道発表資料|厚生労働省】
ニュースでは「暫定基準より低い」ということばかりを繰り返していますが、今後の「濃縮」のことを考えると、農作物を売ることを考えるのではなく、政策の方向転換を考えるべきではないでしょうか。
事態の収束までに「数ヶ月」かかるというのなら、福島や隣県の土壌を守るために、土地をハダカにするのではなく、いま植えてある野菜によってカバーをする&吸収させる方向の方が得策のように感じます。
こんなことを書くと、福島や隣県の方には申し訳ないですが、今を考えるのではなく長期的な視野で土地を守ることを考えませんか?
…とは言っても、うちの田舎の宮城でも政府の補償がなければ米を植えるしかないと言っているので、ひまわりや菜の花なんて世迷い言のようなんですが…。
政府が動かないと、不毛の土地はドンドン広がります。