小田原産などの茶葉からも基準超す放射性セシウム
2011年5月13日11時59分
神奈川県南足柄市でとれた「足柄茶」の茶葉から放射性セシウムが検出された問題で、県は13日、小田原市など県内3市町村でとれた茶葉からも食品衛生法に基づく基準値(1キロあたり500ベクレル)を超えるセシウムが検出されたことを明らかにした。
県によると、11日に小田原市でとった茶葉から780ベクレルを検出。愛川町(670ベクレル)、清川村(740ベクレル)でも基準値を超えた。地元農協などではすでに11日の段階で、県内すべての「足柄茶」の茶葉の出荷を自粛し、回収も進めている。
地元の地名ばかりで何とも悲しいですね。
どこの地も、子供の頃にはテントを担いで歩き回った場所ばかりです。
夏の暑い日でも、夜明けと日暮れには涼しいほどの山の中です。
さて、茶葉ですが、これはチェルノブイリの際にも高濃度の汚染が見られた食品の一つです。
洗わないで乾燥をするという手順を踏みますから、当たり前といえば当たり前に高濃度になります。
話は逸れますが、うちの母なども注意するまでやっていたのですが、お湯を沸騰させても放射能は飛びません。
同様に、茶葉を煎ったところで放射能は飛びません。
前にも書いたかもしれませんが、チェルノブイリ事故の時に亡くなられた英雄は、遺体が高濃度に汚染されたために火葬することが出来ず、鉛の棺に入れられて埋葬されています。
煮ても焼いても食えないのが、放射能。
私たちは、これから死ぬまで、いや、孫の孫の代になってまでも、この放射能と付き合っていくことになります。
また一つ覚悟を・・・。