福島県内全学校に線量計配布=文科省
文部科学省は27日、東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の全小中高校などに累積放射線量を測定するための線量計を配布した。同県田村市内に学校関係者を集め、線量計の使い方などを説明した。
配布先は県内の小中高校や幼稚園、特別支援学校など計1169校。教員は腰に線量計を付け、児童らが登下校する時間の累積線量や天候などを毎日記録し、月に1度県教委を通じて文科省に報告する。文科省はデータをもとに作成した線量測定マップなどを公表する。6月1日から測定を開始し、8月末まで続ける予定。(2011/05/27-18:23)
これは、遅いというか、ずるい。
ヨウ素というのは、たった8日で半減期、約1ヶ月でほぼ放射線を発しなくなるわけです。
しかし、半減期が短いというのは、逆な言い方をすれば短期間に大量に放射線を放出するわけです。
マスコミの論調として、ヨウ素を甘く見すぎです。
政府のやり方として卑怯なのが、爆発を起こした初期の頃から2ヶ月以上経ってから動き出したこと。
子供たちに重大な影響を及ぼすヨウ素がかなり弱まってからの線量計配布はあまりにも遅すぎるし、実態を測ることができない。
ただ、ひとつ朗報があります。
ガン細胞を調べると、ヨウ素によってガンになった場合、ガン細胞を調べると因果関係が分かるようになったそうです。
もちろん、ガンになることを避けることが一番なわけですが、チェルノブイリの被害者はお金がないことによって治療が遅れて全身に転移してしまった子供もいるそうです。
因果関係が分かるのなら、お金は政府か東電持ち。
早期治療でチェルノブイリネックレスを防いで欲しいと思います。