福島第1原発で海水浄化装置を導入 東電
2011.5.30 23:58
福島第1原発事故で東京電力は30日、放射性物質で汚染された海水を浄化する装置を設置すると発表した。6月1日に通水試験を行い、問題がなければそのまま稼働させる。
浄化装置はセシウムの除去が目的で、一辺約2.3メートルの立方体。内部には放射性物質を吸着する鉱物ゼオライトが詰められており、ポンプでくみ上げた海水を通し、上澄みを海に戻す。
1時間あたり約30トンの海水処理が可能で、東電のテストでは1回で約30%のセシウムが除去できたという。
装置は2号機と3号機の取水口の中間に設置。事故を受けて東電が新たに設計した特注品で、効果は運転しながら確認する。今後、増設も検討している。
政府や東電の上層部は信用できませんが、こうしてちょっとでも前進する知らせがあると嬉しいですね。
しかし、現場作業員のツィートを見ていると、このようなものがありました。
ハッピー
カバーリングは1号機が9月末、3号機は12月末、4号機は必要かどうか見直し中だけど政府はもっと工程詰めろだって。
…2号機は?
書き忘れ?
それとも不可能?
ちなみに、政府が発行している放射能拡散予測(SPEEDI)は、2号機からの放出が基準となっているという噂があり、一番放出しているようです。
ともかく、現場で作業している人は、身体に気をつけて作業をして欲しいものです。