児童・生徒への放射線量、文部科学省が試算
福島県内の学校校庭などで通常より高い放射線量が検出されている問題で、文部科学省は12日、4月に国が決めた、屋外活動を制限する基準値以上の学校に通い続けたと仮定した場合、福島第一原発事故後の1年間で子供が浴びる積算放射線量は約10ミリ・シーベルトになるとの試算を公表した。
同県内では、小中学校や幼稚園など13施設で一時基準値以上だったが、このうち何施設が試算値以上に該当するかは明らかにしなかった。
計画的避難区域の対象となるのは年間の放射線量が積算で20ミリ・シーベルト以上とされている。文科省は、試算値はこの半分で基準値も妥当だが、学校外での線量をできるだけ下げる努力が必要だとの見解を示した。
(2011年5月12日20時40分 読売新聞)
だからなんだよ!ってニュースですな。
20mSv/年じゃないからいいでしょってか?
チェルノブイリは、5mSv/年で避難地域です。
そもそも、年間1mSvが5mSvだって異常なのに、10だ20だってのはキチガイ沙汰。
やるべきことは、下げる努力ではなく、すでに逃がす努力です。
福島のお母さんが、文科省の役人に「安全なら校庭の土をなめてみろ」と土を差し出す写真を見ましたが、このお母さんは正しい。
子供の命がかかっているなら、母親が怒るのは当たり前です。
政治家や文科省の役人にだって子供はいるだろう。
女性議員はなんのためにバッチを付けているんだ?
人間の命という、もっとも基本的な部分が危険に曝されている。
関東は他人事じゃない。
電気を作ってくれた福島の子供たちが危険に曝されているのを放置したら、それは、適当に20mSv/年と決めた菅内閣や、その政策を推し進める文科省の役人と同類です。
関東人は、福島の子供を守る義務がある!