ベクレルとシーベルト
2011.6.8 22:28
ベクレルとシーベルト ベクレルは放射性物質が放射線を出す能力(放射能)の強さを表す単位で、シーベルトは放射線を浴びた際の人体への影響を表す単位。放射性物質によって異なる係数を使い、ベクレルとシーベルトを置き換えることができる。放射性ヨウ素は1ベクレルに対し0・022マイクロシーベルト、放射性セシウムは1ベクレルに対し0・013マイクロシーベルト。例えば、基準値いっぱいの2千ベクレルの放射性ヨウ素が含まれるホウレンソウを毎日1キログラムずつ30日間食べ続けると、人体への影響は2千ベクレル×1キログラム×30日×0・022マイクロシーベルト=1320マイクロシーベルト。これは胃のエックス線集団検診1回で受ける放射線量(600マイクロシーベルト)の約2・2倍、人が1年間に自然から受ける世界平均放射線量(2400マイクロシーベルト)の半分程度になる。
私はそれ用の計算機を作って計算していますが、みなさんの参考までに。
人体への影響は2千ベクレル×1キログラム×30日×0・022マイクロシーベルト=1320マイクロシーベルト
これは、内部被曝の計算方法になります。
セシウムの場合は、ここの数値が100日(諸説有り)×0.013に置き換えて計算しましょう。