へいたろうくんの質問に私なりの考え。
こちらの資料をお借りしました。
節電会議室
■春と夏の時間別推移(東京電力供給圏内のみ)
※2009年8月7日は推計値、2011年4月5日は実際の数値
図中にも書いてありますが、夏の電気量は上がりっぱなしになるようです。
へいたろうくんの言う「ピークカット付分電盤」というのは初めて知りましたが、一つの策としては期待できると思います。
しかし、この図のように上がりっぱなしが数時間続くようでは厳しいのではないかと感じます。
本当は、何日程度供給能力を超えたのかというデータが欲しかったのですが、今日は見つけられませんでしたがそんなに多くなかったように思います。
また、本当に電気が足りないのかという、前提中の前提さえもが精査されていないように思います。
資源エネルギー庁のサイトには、民間企業の自家発電が6000万kWというデータが載っていますし、個々の家での太陽光や風力を使った自家発電も増えているのも事実です。
そういうことの一切合切の資料が整理・提供されることのないままに「足りない!」と言ってくるから、「足りない足りない詐欺」や「電気を人質にした脅し」に感じてしまうのです。
やるべきことをやった上での提案なら、東電管内のように、曜日の移動や時間の移動などによっての節電という企業の協力も得られるのではないでしょうか?
東電管内の全ての原発が止まった2007年の夏は、他の電力会社からの電気の協力があったから乗り越えられたのも事実です。(データが消されて見あたらない)
他の電力会社からの協力が得られない以上、今年の夏は綱渡りになりそうですが、だいたい11時~18時を数日乗り越えられれば良いのです。
たまには汗をかく夏も良いのではないでしょうか。