2号機建屋の扉、近く開放 作業環境改善へ東電
2011.6.16 13:58
東京電力は16日、福島第1原発2号機の原子炉建屋の扉を開け、中の湿気を出すなど作業環境を改善し、建屋内で人が作業できるようにする計画を明らかにした。
経済産業省原子力安全・保安院から了承が得られれば、近く扉を開放。原子炉の水位計や圧力計の調整や、水素爆発を防ぐために窒素を注入する配管の設置など、原子炉冷却に向けた準備作業を進めたいとしている。
東電は、建屋内の放射性物質を吸着するフィルターが付いた換気装置の運転を11日から始めている。扉開放による放射性物質の外部放出について、東電は「環境に影響を与えるレベルでない」としている。
2号機では、使用済み燃料プールの冷却が始まり、プールの温度は低下、放射性物質濃度は下がっているが、湿度は99.9%と高い状態が続いている。
作業環境は良くなるでしょうが、環境には…相変わらずの大本営。
どれくらいのものが出てくるのかも実は分からないのでしょう。
困ったことに。ここのところの風は北から南や、北東から南西。
海に向かったときのタイミングでの放出と、放出時間については早めに発表して欲しいですね。