2地区に避難を打診/いわき市
2011年06月20日
●放射線多い地域
福島第一原発の事故による放射線量が特に多いいわき市川前町の荻(おぎ)、志田名(しだみょう)の住民に対し、市が避難の意思や避難先の希望地についてアンケートで尋ねることを決めた。20日から用紙を配る。現在、県が地区の放射線量を測定中で、政府による「特定避難勧奨地点」指定の条件に当てはまる可能性があるためという。
両地区の住民は計約130人。市の測定だと、毎時3マイクロシーベルトを超える箇所が複数ある。
北海道大医学部の木村真三非常勤講師によると、木村さんや金沢大、広島大、長崎大などの専門家らによる合同チームの土壌調査では、チェルノブイリ原発事故で用いた基準で「第1ゾーン」(避難対象地域)~「第2ゾーン」(移住義務対象地域)にあたる結果が出ている。
市は県や国の判断を待つ一方、避難を希望する住民のために、JR磐越東線川前駅前の教員住宅などを提供することも決めた
たぶん、NHKの特集でやっていたところでしょうね。
3μSv/時だと、年間で26280μSv。
アンケートを取っている場合じゃないと思います。
というか、この遅さの最大の原因が、政府が20mSv/年以上のガイドラインを示さないこと。
さらに、積極的に調査を使用としないこと。
NHKのETV特集では、車載の放射能測定器でこのような地図を作っていました。
グーグルでもできるんだから、日本政府でこのようなことはできないものなのだろうか。
そして、少しでも被害の少ないうちに、住民に危険を知らせてあげて欲しいものです。