原発の再開遅れを「風評被害」と発言 九電会長
九州電力の松尾新吾会長は30日、朝日新聞の取材に対し、東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに定期検査中の原発の運転再開が遅れていることについて「車検の済んだ車に乗るなというようなもの。エモーショナル(感情的)な側面がもたらした一種の風評被害」と述べた。
松尾会長は震災の復興を九州から支援するには、電力の安定供給が不可欠と指摘。玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開の必要性を訴えた。
再開の遅れで九電の燃料費負担は1日6億円程度増えており、松尾会長は「燃料費をむだづかいしている。国家的マイナスだ」としている。
九州電力の会長の顔写真が載ってたのを見ました。
印象だけですが、このような年寄りがやっているからダメなんだとつくづく思いました。
このお爺ちゃんにしてみれば、今まで作り上げた仕組みを維持することが正義なんでしょう。
でも、歳を取りすぎですね。
だから発想が若くない。
原発問題は、すでに脳死している人には黙っていて欲しい。
少なくとも、このお爺ちゃんと放射能は関係がない。
ばら撒かれた放射能の影響を受ける人間たちで意見を戦わせて欲しい。
現実に放射線物質がばら撒かれ、土地も海も人も汚染されている現実を横に「風評被害」と言える不感症に企業を率いるのは無理でしょう。
この国は原発が地震で壊れたのか、津波で壊れたのか、その評価もしないままに「安全」という言葉遊びだけをして、再び動かそうとしている。
それは原発に向き合おうとしていない。
それだけでも、原発は動かすに値しない。