子どもの尿から微量の放射性物質 福島市の10人
福島県内の保護者らでつくる市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などは30日、福島第1原発事故の影響調査で福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から微量の放射性物質が検出されたと発表した。
検査を担当したフランスの放射線測定機関「アクロ研究所」のデービッド・ボアイエ理事長は記者会見で「福島市周辺の子どもらに極めて高い確度で内部被ばくの可能性がある。事故前の数値はほぼゼロだったと考えられる」と話した。
発表によると、尿は5月下旬に採取。放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で尿1リットル中1・13ベクレルだった。
2011年06月30日木曜日
こういうニュースはつらいニュースです。
詳細はここで分かります。
【 プレスリリース:2011/6/30 <共同プレスリリース>「福島市の子供たちの尿からセシウム検出」 | 国際環境保護NGOグリーンピース 】
しつこいけど、つくづく自分がグリーンピースをあてにするとは思わなかった…。
5月20~22日に採尿したそうですので、事故からおよそ70日。
この量がどのような量かというと、このようなツイートを見つけました。
勝川 俊雄
日本人中学生の尿中のセシウムの値。1964で4.5Bq/Lなので、今回の最高値の1.3Bq/Lより高い。中学生の尿検査はここから先のデータが無いのだけど、大人の場合は1964年がピークになっているので、子供も1964がピークだろう。 http://bit.ly/jMYGB4
ちなみに、1964年というのは、核実験が行われていて大気中に大量に放射線物質が飛んでいた頃のデータです。
条件が違うので、単純に比較は出来ませんが、今のところは激しく汚染されているとは言えないようです。
しかし、前にも書きましたが、これは口から摂取され排出されたもの。
その間に、不必要に汚染されたのは紛れもない事実です。
身体の中を通過しているということは、セシウムは身体の中を駆け回り、あらゆる臓器に負担をかけ、最後に腎臓・膀胱に集まり身体を攻撃しています。
最近の研究では、1ヶ月ほど汚染されていない地域に疎開をするだけで、身体の細胞がリセットされるそうです。
福島のお子さんたちは、まもなく夏休みになりますから、出来れば西日本にあたりに疎開を目指してください。
ホットスポットとの疑いがある関東にお住まいのご家庭も、お子さんを汚染していない地域でリセットさせてください。
子供は国の未来です。