市職員が海水浴で安全PR 茨城・ひたちなか市
海に入り安全をアピールするひたちなか市の職員ら=2日午前10時半ごろ、茨城県ひたちなか市の阿字ケ浦海水浴場
福島第1原発事故の風評被害で海水浴客の減少が懸念される茨城県ひたちなか市の海水浴場で2日、市職員や地元の観光関係者らが海に入り、安全をアピールした。若手職員らが「海に入りもせず『安全だ』なんて言えない」と企画した。
この日は、家族を含めて約80人が国営ひたち海浜公園に隣接する阿字ケ浦海水浴場に集合。水着で海水につかったが、曇り空で肌寒く、約1時間で海水浴を切り上げ、砂浜で遊ぶなどした。
市によると、市内の3海水浴場には例年約40万人が訪れるが、16~22日の海開きを前に、阿字ケ浦周辺だけでも既に1万人以上の宿泊予約のキャンセルが出た。
2011/07/02 11:45 【共同通信】
市役所のみなさんもたいへんだとは思いますが、来年じゃダメなんですか。
この時期、ちょっと鼻血が出たり水膨れができただけでも「放射能の影響か!」と疑ってしまう人が多いのに、海に行ってちょっとなんかあったらドン引きだと思うのですが。
それが、被害か風評被害かは、そのときになってみなければ分かりません。
しかし、被害ならとんでもない話ですし、風評被害が起こっても、遠のいた客足は取り戻すのが困難ではないかと思います。
もうちょっと、原発が収束するのを待って今年は諦める方が、むしろ安全をアピールできるとおもうのですが。