栃木北部に「ホットスポット」 文科省などがヘリで土壌調査
2011年7月28日 10時41分
福島第1原発の事故で、文部科学省は27日、栃木県内を対象に地表の放射性セシウムの蓄積量をヘリコプターから測定した土壌汚染地図を公表した。福島県に隣接する那須町や那須塩原市など県北部で、セシウム134と137の合計量が1平方メートルあたり6万~10万ベクレルとかなり高い地域があり、これらの地域の空間線量は、毎時1マイクロシーベルトに近い値を示していた。
文科省はヘリコプターを用いた土壌汚染調査を進めており、地図の作製は福島、宮城両県に続いて3県目。関東では初めてとなる。今月12~16日に測定した。
那須塩原市などで観測された6万~10万ベクレルは福島県いわき市などと同じレベル。県北部では、福島県側から南西に向かって帯状に比較的高い値の地域が広がっており、日光市や矢板市などでも局所的に6万~10万ベクレルとなる「ホットスポット」がみられた。
(中日新聞)
日光にとっては痛い話でしょうが、修学旅行先としての日光は避けるべきではないでしょうか。
空間線量に加えて、水+食料も考えなければならないことを考慮すると、セシウムの放射線量が半減すると予測される3年間は様子を見るべきです。
無駄な被曝は避けるべきです。
無理に日常を作る必要はないと思います。
怯えながらの修学旅行も楽しくないでしょうし。