汚染疑い牛、黒毛和牛ローストビーフに…回収へ
「伊藤ハム」(兵庫県西宮市)は19日、放射性セシウムに汚染された可能性がある牛の肉を原料に製造したローストビーフ約20本が、大手スーパー「イオン」の中元用ギフトとして販売されたと発表した。
伊藤ハムや神戸市によると、福島県郡山市などで出荷された84頭のうちの1頭の肉で、埼玉県から14・5キロ・グラムを仕入れ、6月中旬に六甲工場(神戸市東灘区)で加工した。商品名は「黒毛和牛ローストビーフ400グラム」で、賞味期限が2012年6月14日と18日の製品。イオンでは今月1日から発送したが、ほかの肉で作られた約1200本と混在しているため、すべての送り主と送り先に経緯を説明し、回収を進める。問い合わせは、伊藤ハムお客様相談室(0120・01・1186)。
(2011年7月20日10時06分 読売新聞)
福島産の牛肉が、神戸で加工されるのか…。
まあ、加工食品も危ないと言うことなのでしょう。
ちなみに、茨城県は鶏や豚の産地です。
隣の栃木も牛や豚の産地。
うちでは、原発事故直後からミンチ系は禁止しています。
加工食品のハンバーグ、ソーセージ、餃子、シュウマイ、カマボコ…、昔は挽肉は買っていましたが、信用できるところ以外ではそれさえも買うのを止めました。
挽肉は、肉を買ってきて包丁でミンチにすれば粗挽き程度なら時間がかからず作れますし。
だいたい、この手のものは昔から怪しい肉や魚を使っているので、いい機会です。(京都に行ったときに竹輪を買ってくるのを忘れた)
元々鶏肉は食べませんし、豚肉は産地表示が無いので、黒豚等の産地のしっかりしているところ以外は原発事故以降禁止。
そういう点では、牛肉だけは個体識別検索システムがあるので比較的ラクですね。
怪しいものは買わない。
これを徹底しないと、売れ続ける限り企業は怪しい商品を作り続けますよ。
セシウム汚染(だけではありませんが)を食い止めるためには、消費者がメーカーに拒否の姿勢を示し、メーカーが生産者に拒否の姿勢を示さないといけないと思います。
何度も書きますが、それで収入の無くなった生産者は東電と政府に早急な補償を求めましょう。
私は、そんな生産者は応援します!