「福島原発行動隊」、始動へ=収束作業で現場視察―リタイア組400人志願
時事通信 6月30日(木)18時59分配信
福島第1原発事故の収束作業を志願している「福島原発行動隊」が7月中旬に現場の状況を視察することが決まった。元技術者らリタイア組約400人が参加を表明しており、政府や東京電力との打ち合わせ、1カ月程度の訓練を経て、「9月中にも作業に就きたい」という。
同原発では、高い放射線量で被ばくする作業員が相次ぎ、人手不足が深刻化している。元技術者の山田恭暉さん(72)が「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に当たった方がいい」と呼び掛けたところ、6月末現在で、60歳以上の約400人が参加を表明したほか、約1200人が支援を申し出た。
山田さんらは5月末、細野豪志首相補佐官(現原発事故担当相)や東電幹部と接触。細野氏らから「行動隊を受け入れたい」との意向が示されたため、志願者の経歴、能力を記載したリストを手渡したという。
参院議員会館で30日に開かれた行動隊の説明会には、約150人が出席。山田さんは、元放射線管理士、元原子炉設計技術者ら計5人で7月中旬に現地に入り、同原発の吉田昌郎所長とも意見交換する予定であることを報告した。実際にどのような任務に就くかは視察を踏まえて検討するが、当面は原発周辺のがれきを重機で除去する作業などを想定しているという。
奈良県生駒市から駆け付けたというプラント工事の元技術者(66)は「循環注水冷却の配管の水漏れは、完全な素人仕事。頭数だけそろえて素人ばかり集めたためだ。早く現場に入れるようにしてほしい」と話した。
この齢40の小僧大臣は、自分の父親や祖父に当たる年齢の人たちを戦地に送ろうとしていることが分かっているのだろうか。
私は、この人たちのニュースを見ると泣けてきてならない。
成人男子として、子供も女性もお年寄りも守れずに、ここにきてお年寄りを送り出すことになるのは残念でならない。
2度でも、3度でも断れよ。
民主党の人たちには心がない。
時代錯誤は承知だけれど、第2次世界大戦中、赤紙で招集されると村や町の人たちは招集された人を「英雄」として送り出してきた。
それは、誤魔化しでしかないという事実もある。
村人や町の人がペテンにかけて送り出したという非難もある。
でも、そういう舞台を作ることによって、送る側も送られる側も心の整理をつけてきたのではないでしょうか。
そして、それが政治ではないのでしょうか。
東京消防庁が放水をしたあと、隊員たちに暴言を吐いたことが明らかになった海江田大臣と、隊員たちを泣いて出迎え、事実を知って官邸に怒鳴り込んだ石原知事には、ここに政治家としての大きく越えられない壁がある。
石原知事も老いてきて、変なことが増えてきているけれど、この1点だけでも器が違う。
残念なのは、こういうことから民主党は学んでいないことだ。
国民は最後は浪花節が好きなんだよ。
浪花節の分からない政治家が、女子供を見殺しにし、お年寄りを送り出す。
そんな政治は望んでいない。
後に続く「力量がない」のが悔しい。