規制値を超えた牛肉、国が買い上げ焼却処分へ
放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛の肉から国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える同セシウムが検出された問題で、農林水産省の筒井信隆副大臣は21日、定例の記者会見で、規制値を超えた牛肉について「国が買い上げて焼却処分する」と述べ、国が買い取る方針を示した。
食品の放射性物質汚染問題で国が買い上げる姿勢を示すのは初めてで、消費者の食品への不安を払拭するのが狙い。
同副大臣は「消費者の不安が非常に大きく、それを解消する最大の手段」と目的を説明。買い上げ価格については、「以前の市場価格」と話し、原発事故前の価格になるとの考えを示した。また「屋外の餌を与えてはいけないという農水省の通知が農家に伝わっていなかった」とも述べ、国の責任を認めた
。(2011年7月22日01時37分 読売新聞)
牛乳や野菜などは散々流通させておいて、牛肉は買い取り。
民主党らしい場当たり的で、判断の基準が見えませんね。
それなら、これから生産される野菜や新米も汚染をされていたら買い取るのでしょうか?
卵(私は相当疑っている)や豚・鶏なども汚染が発覚すれば買い取るのでしょうか?
これから先、ありとあらゆるものにセシウムが混入し、市場は混乱すると思います。
積極的な買い取りをお願いしたい。
例の早川先生の汚染マップに、汚染ワラが見つかったところを重ねた地図です。
願わくば、点ではなく市町村ごとに他の色を重ねて欲しかったのですが、まあ贅沢でしょう。
詳しくはこちらをご覧下さい。
【食品】セシウム汚染牛出荷、648頭に…新潟・山形も宮城産セシウムわら(検出場所一覧あり) | 【SAVE CHILD】放射能汚染から子供を守ろう