「高速増殖炉も議論」 細野氏
2011年7月28日 朝刊
細野豪志原発事故担当相は二十七日の記者会見で、国の原子力利用の基本方針「原子力政策大綱」の見直しについて「原子力発電そのもののあり方、(核燃料の)再処理、高速増殖炉も議論の対象になる」と述べ、福島第一原発事故を踏まえ、抜本的な見直しを行う考えを示した。見直し作業は昨年十一月から開始されたが、福島第一原発事故で中断している。
現在の大綱は二〇〇五年十月に閣議決定。原子力の推進を目的に、原子力発電の比率を三○年以降は30~40%かそれ以上にすることや、高速増殖炉を五〇年ごろから商業ベースで導入させるなどの目標を打ち出している。
また、細野氏は福島第一原発の汚染水が地下水や海に流出するのを防ぐ遮水壁の設置計画を前倒しし、来週には具体策をまとめる考えを示した。
そもそも、使用済み核燃料の処理の方法が確立されていないのが原子力発電です。
動かせば動かすほど、処理のできない最悪なゴミが出続ける。
六ヶ所村なんか、3・11の震災以来まだ正常化していない。
使用済み核燃料の燃料プールから、汚染水が揺れで溢れたからです。
つまりは、手が付けられない。
核なんてそんなもの。