1300人と連絡取れず=4月以降の原発作業員-被ばく量、最高で150ミリ・東電
東京電力は30日、4月以降に福島第1原発で収束作業に当たった作業員のうち、内部被ばくの評価が終わった2242人の被ばく量をまとめ、厚生労働省に報告した。被ばく量が最も多かったのは100ミリシーベルト超~150ミリシーベルト以下の1人だったが、現時点で協力企業の作業員1295人と連絡が取れていないという。
東電によると、4月から同原発で作業したのは東電社員565人と協力企業作業員3760人の計4325人。このうちホールボディーカウンター(WBC)で検査を受け、内部被ばく量の1次評価が終わったのは2242人だった。既に検査していたり、検査予定を調整中の人を除くと、協力企業の作業員1295人と連絡が取れないという。
東電は、3月から同原発で作業をしている協力企業作業員の被ばく量調査でも32人と連絡が取れていない。同社は4月15日以降、本人確認をした上で個人線量計を渡していると説明。協力企業を通じて作業員と連絡を取っているが、企業側からの回答が遅れているケースや、既に退職しているケースもあるという。
厚労省は東電に対し、30日までに4325人全員の被ばく量を報告するよう求めていたことから、改めて検査を急ぐよう指示。7月13日までに残りの作業員について報告するよう求めた。(2011/07/01-00:25)
原発って、しっかり管理されてるんじゃなかったっけ?
国家機密でもあったんじゃなかったけ?
今まで散々ルーズにやっていたことがどんどん明らかになっていきますね。
地元の方の一部の話ですが、作業員の方々は福島周辺の訛りはなく、出稼ぎ労働者がたいへん多いそうです。
生活環境によって、このような印象は大きく変わると思いますが、出稼ぎ労働者は少なくないのでしょう。
ともかく、ルーズらしい…ということは分かりました。