中国、渤海を一時航行禁止に
原子力潜水艦の放射能漏れ事故対応か
2011/08/06 08:28:09
【北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員】 中国当局が今月4日、渤海の面積の半分の当たる広い海域を、軍事上の理由で8時間にわたり航行禁止としていたことが分かった。香港紙「大公報」が5日、報じた。
同紙によると、遼寧省海事局が渤海の北東側の9地点について、4日午前8時から午後4時まで8時間にわたり船舶通行禁止令を出したという。理由について同紙は「近隣の海域で軍事訓練があると伝えられている」と報じた。
航行禁止となった海域は遼寧省大連市と河北省秦皇島市を結ぶラインの北東側で、渤海湾の面積全体の半分近くに達し、中国国内では一時、中国初の空母「ワリャーグ」が試験航行を行うのではとの観測が流れた。だが、大連港に停泊中のワリャーグはこの日、特に動きを見せなかった。
一部では今回の航行禁止措置が、先月末に大連の小平島海軍基地で発生したとされる中国の原子力潜水艦の放射能漏れ事故と関連しているのではとの見方も出ている。原子力潜水艦の事後処理のために一時的に航行禁止措置を取ったというわけだ。
中国外務省は、原子力潜水艦の放射能漏れ事故に関する韓国政府からの質問に対し「分かっていることはない」と回答してきたという。
〔朝鮮日報〕
前にも記事を載せましたが、中国の原子力潜水艦でも事故のようで、放射能漏れを起こしているらしいです。