新潟の洗車場の汚泥にセシウム 被災者らの車に付着か
2011.8.4 00:05
新潟県は3日、同県柏崎市と刈羽村のガソリンスタンド4カ所の洗車場の汚泥から、1キログラム当たり9万~2900ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
県は福島第1原発の事故後、車に付着したものが洗い流されて凝縮したとみて詳しく調べる。両市村には東日本大震災や原発事故で被災者らが多く避難しているほか、両市村にある東京電力柏崎刈羽原発の作業員が福島原発に派遣されている。
県によると、両市村の測定は外部からの相談を受けて実施。比較のために調べた新潟市の3カ所の汚泥は520~168ベクレルだった。
原発事故後、柏崎刈羽原発が原因とみられる放射線量の変化はない。
汚泥はいずれも少量で、ガソリンスタンド側は袋に入れるなどして外部に飛散しないよう保管。県は1メートル離れた場所の放射線量が通常値の範囲内であることを確認したとしている。
私は基本的に洗車はしない主義です。(笑)
冬は錆が怖いので、2週に1回くらい車の下とかに水をぶっかけるくらい。
あとは半年に1回の点検時に、うちのセールスマンが洗ってくれるくらいに任せていました。
3月に伊勢から戻って一番最初にしたのが、とりあえず車や家の外壁・駐車場などを高圧洗浄したことです。
4月いっぱいくらいまでは、だいたい2・3日に1回は水を掛けるだけですが、車や家の周りを流していました。
普段はそんなことはしていなかったので、さぞかしご近所さんは驚いていたでしょう。
ある程度落ち着いたであろう7月の炎天下に、車を買ったとき以来なので5年ぶりと7年ぶりに2台を磨き上げました。
学生のときには1週間に1回、バカみたいに車を磨いていたので、久しぶりに本気を出しました。
久しぶりに車にワックスを掛けるのも目的ですが、タイヤ周りや車の排水路、たたき?などをキッチリと掃除することの方がメインの目的でした。
ドロドロになっているところに、放射性物質が溜まっているだろうことは予測できましたし。
もちろん、100均のカッパ着用。
作業終了後には、カッパもスポンジもブラシも廃棄しました。
(ほんとうは、放射性廃棄物になるのではないかと思いながら…)
先日の記事で、1時間に10億Bq、1日で240億Bqが現在もふくいちから放出されていると書きました。
しかし、そんな量よりもはるかに大量に3月の放出によって関東も汚染されてしまいました。
放出を危惧するのは、日本の穀倉地帯がダメになるからです。
しかし、日常を暮らす空間については、東日本一帯にチリとして積もったセシウムを中心とした放射性物質を心配すべきです。
土地が乾燥すれば舞い上がりますし、草むらはコンクリートや土よりも高濃度です。
今でもマスクは必要です。
文部科学省から、3月の放射性下降物の結果が発表されています。
環境放射能水準調査結果(月間降下物)
単位はメガベクレルなので、100万倍するとベクレルになります…。
例えば、神奈川のセシウム137は3400MBqですので、34000000000Bqという途方もない量が降り注いだことになります。
442Sv…。
洗車一つでも注意が必要なのが、いまの東日本です。