汚染がれきなどの処理特措法、衆院通過へ
2011.8.23 11:18
衆院環境委員会は23日午前、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質に汚染しているがれきや汚泥の処理などに関する特別措置法案を、委員長提案として衆院本会議に提案することを全会一致で決めた。同日午後の衆院本会議で可決され、26日の参院本会議でも可決、成立する見通しだ。
同法案は放射性物質に汚染された廃棄物について、特別な管理が必要な地域を環境相が指定。国が地域内の廃棄物に加え、地域外でも汚染が一定の基準を超えた廃棄物を処理することを規定した。汚染土壌などについても自治体の要請に基づき、国が除染を代行する。
昨日も書きましたが、放射性物質に汚染された瓦礫を燃やせば、濃縮された放射能灰が出る。
ほとんどの焼却場は、放射性物質を吸着させるフィルターが煙突についているわけではないので、焼却場の風下は常に汚染されるリスクが避けられない。
この法は、お金の無い自治体を札束で引っ叩いて燃やさせる法です。
衆議院を通過したということは、衆議院の優越の関係で、仮に参議院で否決されたとしても成立は避けられません。
ここの自治体ごとに住民たちが団結して、まだ綺麗な日本を守らないと、日本は死にます。
頭から死の灰が降るのは食い止めないといけない。