埼玉県の製茶、また規制値超え=抜き打ち検査で判明-厚労省
厚生労働省は5日、今月市場に流通していた埼玉県産の製茶1種類から国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える同800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同省の抜き打ち検査で分かった。
同県産の茶は、8月に販売された3種類からも同800~1530ベクレルが検出されており、うち2種類は埼玉県鶴ケ島市と日高市で生産されたもので、県が既に業者に出荷自粛を要請。残る1種類は東京都内の業者が販売しており、都が詳しい産地を調べている。
(2011/09/05-23:57)
セシウム汚染:製茶から基準超を検出 埼玉と千葉県産
厚生労働省は2日、埼玉県産の製茶3検体と千葉県産の製茶1検体から、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。同省の依頼を受け、国立医薬品食品衛生研究所が市販されている各自治体の製茶や卵などの食品の抜き打ち検査を実施していた。同省は、両県に対し同じロットの商品の流通状況などについて調査を指示した。
厚労省によると、同研究所が5月下旬に購入していた千葉県産の製茶から規制値の5倍以上にあたる2720ベクレル、8月上旬に購入した埼玉県産の製茶からは最大で規制値の3倍以上の800~1530ベクレルのセシウムが検出された。【佐々木洋】
毎日新聞 2011年9月3日 1時07分
チェックをして売っているもののハズなのに、抜き打ち検査や二重検査で、ゆるゆるの規制値さえも越えているものが出てきています。
積極的に検査している茶や牛肉でさえこうなのですから、検査をしていないものはどうなんでしょう。
薄めて売っているという噂の絶えない牛乳を筆頭に、ほとんど検査されていない野菜、ほとんど検査の気配さえない豚肉・鶏肉・卵など、また、魚の検査も圧倒的に少ないです。
機材が足りない。
時間が足りない。
人手が足りない。
ということを言い訳に、毒の流通を許しちゃってませんか?